不動産証券化協会（ARES）は、本年も「年金フォーラム」を開催いたします。

今年は、Jリート創設10周年にあたります。この10年間、日本の不動産投資市場は、Jリートと不動産私募ファンドを車の両輪として発展してきました。
年金による不動産投資については、Jリート創設と前後して、不動産私募ファンドを通じた投資という新たなスタイルが生まれ、現在では、これが定着したと言えるでしょう。しかし、その進展の過程は必ずしも順風満帆だったわけではありません。また、世界的な金融市場の混乱は経済全般に影響し、年金の運用環境を大きく変えるとともに、先行きの不透明感を生じさせています。こうした中で、年金による不動産投資の10年を振り返るとともに、オープンエンド型不動産私募ファンドの誕生等の新たな動きも踏まえながら、今後、不動産投資市場はどうなっていくのか、年金による不動産投資はどうあるべきかについて議論いたします。
また、友好団体である欧州上場不動産投資協会（EPRA）による講演では、世界経済のゆくえを占う上で注目される欧州の情勢について、最新動向をお伝えできるものと期待しています。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

2011年（平成23年）12月8日（木） 13:00〜17:00　（受付開始12:30）

JA共済ビル カンファレンスホール
東京都千代田区平河町2-7-9

※ このフォーラムは、不動産証券化協会よりご案内させていただいた方のみご参加いただけます。