概 要

日 時 2019年3月26日(火)13:30〜16:30(受付開始 13:00 受付終了 15:00)
会 場 海運クラブ 2Fホール
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-6-4 海運ビル
交通アクセス 東京メトロ 半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町」4、5番出口より徒歩1分
<アクセスに関する詳細は以下をご覧ください>
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定 員 300名
参加費 無料
主 催 日本不動産金融工学学会(JAREFE)、一般社団法人不動産証券化協会(ARES)
協 力 全米不動産投資受託者協会(NCREIF)
お申し込み 終了致しました。多数ご参加頂きありがとうございました。

本セミナーは、不動産証券化協会認定マスターの継続教育に指定いたします。
マスター継続教育ポイント:10ポイント
 2018年度分のポイントとして3月31日までに加算いたします。
(大幅な遅刻・早退をされた場合、ポイントの加算ができない場合があります。)

不動産証券化協会認定マスターの認定番号、ARES CAMPUSへのログインパスワードでは、ARES会員としてのお申し込みはできません。

<ポイント加算に関するご注意>

不動産証券化協会認定マスター・アソシエイトの方は、出席管理カードを当日忘れずにご持参いただき、専用の機器で必ず受付時間内に出席チェックをお受けください。当日会場でのチェックをお忘れになった場合、後日お申し出いただいてもポイントの加算はできませんので、ご注意ください。
出席管理カードがない方はお名刺に認定番号を記載のうえ、出席チェックデスクにご提出ください。

お申し込みに当たって

お申し込み方法

  • ・インターネットからのお申し込みのみの受付とさせていただきます。
  • ・会場の都合により、定員300名様とさせていただきます。
  • ・応募者多数の場合、申込受付を終了させていただく場合があります。

主催者挨拶

 日本銀行による低金利政策が継続する中、安定的なインカム収益の獲得が期待される不動産等のリアルアセットへの関心が高まっており、そして、不動産投資を検討・実行する投資家層は拡大傾向にあります。そうした中、不動産や不動産関連商品の特性を客観的に示す指標である不動産投資インデックスへの関心やニーズは大きく高まっています。

 不動産証券化協会(ARES)は、このような機関投資家のニーズに応えるため、2012年に、日本の大手不動産投資顧問会社のご協力の下、J-REITおよび不動産の非上場コアファンドの実際のパフォーマンスに基づく、日本の不動産投資インデックスであるAJPI(ARES Japan Property Index;プロパティインデックス)及びAJFI(ARES Japan Fund Index;不動産ファンドインデックス)を2012年10月に算出・公表を開始いたしました。そして、2016年2月には、私募REITインデックス(AJFI-Open End Core Unlisted REITs; AJFI-OURs)等新たなプロダクトを公表いたしました。

 ARESの不動産投資インデックス(AJPI及びAJFI)は、いずれも、不動産投資市場の歴史が長い欧米において市場のインフラとして定着する不動産投資インデックスと同等の特性を有しており、日本において、市場のインフラとして定着することが期待されます。トラックレコードが積みあがる中、AJPI、AJFIの認知度は高まりつつあります。今後、このAJPI,AJFIの知名度を高めるとともに、有効な利用方法や利用上の課題についての検討やプロダクトの更なる拡充を行うことは、重要な課題の一つだと考えられます。

 今回で第13回目を迎える本セミナーでは、学術的観点や実務的な観点による国内外の不動産投資インデックスに関わるトピックスや、日本における不動産関連指標の現状と展望等について最新の状況をお伝えする予定です。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

日本不動産金融工学学会
一般社団法人不動産証券化協会

プログラム(敬称略)

13:30

ARES 不動産投資運用評価ガイドライン(私募ファンド用)のご紹介(仮題)

一般社団法人不動産証券化協会
企画広報部 部長代理
溝越 祐輔

14:00

ARESの不動産投資インデックスAJPI・AJFIの概要と展望(仮題)

一般社団法人不動産証券化協会
市場調査部 国際室長・部長代理
澤田 考士

14:30

年金運用における不動産投資インデックスの役割

野村證券株式会社
フィデューシャリー・サービス研究センター
フィデューシャリー・マネジメント部 シニアコンサルタント
西迫 伸一

休 憩(15:15〜)

15:30

不動産インデックスを巡る最近の動向(仮題)

早稲田大学大学院商学学術院教授
日本不動産金融工学学会 副会長
川口 有一郎

16:30

終了

(注)プログラム内容は、予告なく変更される可能性がありますので予めご了承下さい。

講演者プロフィール(講演順、敬称略)

溝越 祐輔(みぞこし ゆうすけ)
一般社団法人不動産証券化協会
企画広報部 部長代理

2006年 不動産証券化協会(ARES)入社。現在まで、不動産投資・証券化に関する普及・調査等に従事。最近では、機関投資家の不動産投資、私募REITに関する業務の企画運営等を担当。ARES入社以前は、東京都住宅供給公社(JKK東京)にて、住宅入居審査、経理・財務等の業務に携わったほか、金融機関(不動産ファイナンス部門)出向を経験。不動産証券化協会認定マスター、CFP。早稲田大学商学部卒業、明海大学大学院不動産学研究科博士前期課程修了(修士(不動産学))。

澤田 考士(さわだ こうじ)
一般社団法人不動産証券化協会
市場調査部 国際室長・部長代理

一橋大学商学部商学科卒業、同大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略コース修了(MBA in FINANCE)。2003年より不動産証券化協会にて勤務し、調査・研究活動に従事。不動産証券化市場に関する調査、不動産証券化ハンドブックの編集、米国NCREIF方式による日本の不動産投資インデックスAJPIの開発、海外関連団体との連携などを担当。2016年7月より現職にて。不動産証券化協会認定マスター資格者、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。
主論文:J-REIT 収益率へのスポンサー企業の影響 ~イベントスタディによる分析~
(一橋大学大学院大橋和彦教授等と共著「J-REIT 商品特性研究会」成果論文 2012年1月)

西迫 伸一(にしさこ しんいち)
野村證券株式会社
フィデューシャリー・サービス研究センター
フィデューシャリー・マネジメント部 シニアコンサルタント

1984年東京大学工学部土木工学科卒業後、石川島播磨重工業(現IHI)入社(橋梁設計部)。1990年野村證券株式開発室入社。1994年野村総合研究所クオンツリサーチ室。1997年野村證券に復帰、金融研究所投資技術研究部。厚生省所管の年金資金運用研究センター(当時)常勤研究員、米国UCLA大学院客員研究員を経て、2001年野村證券金融経済研究所。
2007年5月より現職(途中2008年野村不動産投資顧問出向(1年間))。専門はアセットアロケーション、及び、PE・不動産・インフラ投資などの低流動性オルタナティブ投資。

川口 有一郎(かわぐち ゆういちろう)
早稲田大学商学学術院教授
日本不動産金融工学学会副会長

早稲田大学商学学術院教授、日本不動産金融工学学会副会長、早稲田大学国際不動産研究所所長、アジア不動産学会(AsRES)前会長。不動産証券化協会「教育・資格制度委員会」委員、「資格教育小委員会」委員長、「継続教育小委員会」委員長。
2005年6月より不動産投資短観調査を実施。
主な著書に「不動産エコノミクス」(清文社)、「リアルオプションの思考と技術」(ダイヤモンド社)、「不動産金融工学」(清文社)、「不動産マーケットの明日を読む」(日経BP社)、 監訳書に「不動産投資ゲーム」(日経BP社)など多数。