概 要

日 時 2018年3月20日(火)13:30〜17:00(受付開始 13:00 受付終了 15:00)
会 場 海運クラブ 2Fホール
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-6-4 海運ビル
交通アクセス 東京メトロ 半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町」4、5番出口より徒歩1分
東京メトロ 銀座線・丸の内線「赤坂見附駅」D(弁慶橋)出口より徒歩5分
<アクセスに関する詳細は以下をご覧ください>
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定 員 300名
参加費 無料
主 催 日本不動産金融工学学会(JAREFE)、一般社団法人不動産証券化協会(ARES)
協 力 全米不動産投資受託者協会(NCREIF)
お申し込み 終了致しました。多数ご参加頂きありがとうございました。

本セミナーは、不動産証券化協会認定マスターの継続教育に指定いたします。
マスター継続教育ポイント:10ポイント(大幅な遅刻・早退をされた場合、ポイントの加算ができない場合があります。)

不動産証券化協会認定マスターの認定番号、ARES CAMPUSへのログインパスワードでは、ARES会員としてのお申し込みはできません。

<ポイント加算に関するご注意>

不動産証券化協会認定マスター・アソシエイトの方は、出席管理カードを当日忘れずにご持参いただき、専用の機器で必ず受付時間内に出席チェックをお受けください。当日会場でのチェックをお忘れになった場合、後日お申し出いただいてもポイントの加算はできませんので、ご注意ください。

お申し込みに当たって

お申し込み方法

  • ・インターネットからのお申し込みのみの受付とさせていただきます。
  • ・会場の都合により、定員300名様とさせていただきます。
  • ・応募者多数の場合、申込受付を終了させていただく場合があります。

主催者挨拶

 2016年の日本銀行によるマイナス金利政策導入等を背景として、安定的なインカム収益の獲得が期待される不動産等のリアルアセットへの関心が高まりました。そして、機関投資家等において、不動産や不動産関連商品への投資の関心をもつ割合や、すでに不動産や不動産関連商品へ投資済の割合は上昇傾向にあります。このような状況下、不動産や不動産関連商品の特性を客観的に示す指標である不動産投資インデックスへの関心やニーズは大きく高まっています。

 不動産証券化協会は、日本の大手不動産投資顧問会社のご協力の下、J-REITおよび不動産の非上場コアファンドの実際のパフォーマンスに基づく、日本の不動産投資インデックスであるAJPI(ARES Japan Property Index;プロパティインデックス)及びAJFI(ARES Japan Fund Index;不動産ファンドインデックス)を2012年10月に算出・公表を開始し、2016年2月には、私募REITインデックス(AJFI-Open End Core Unlisted REITs; AJFI-OURs)等を新たに公表することで、プロダクト拡充いたしました。

 AJPI,AJFIは、不動産投資市場の歴史が長い欧米において市場のインフラとして定着する不動産投資インデックスと同等の特性を有し、日本において、市場のインフラとして定着することが期待される不動産投資インデックスです。今後、このAJPI,AJFIの知名度を高めるとともに、有効な利用方法や利用上の課題についての検討やプロダクトの更なる拡充を行うことは、重要な課題だといえます。

 今回で第12回目を迎える本セミナーでは、学術的観点や実務的な観点による国内外の不動産投資インデックスに関わるトピックスや、日本における不動産関連指標の現状と展望等について最新の状況をお伝えする予定です。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

日本不動産金融工学学会
一般社団法人不動産証券化協会

プログラム(敬称略)

13:30

ARESの不動産投資インデックスAJPI・AJFIの概要と展望(仮題)

一般社団法人不動産証券化協会 ARES
市場調査部 国際室長・部長代理
澤田 考士

14:15

年金の不動産投資とインデックスの活用について(仮題)

タワーズワトソン・インベストメント・サービス株式会社
コンサルティング部 シニア・インベストメント・コンサルタント
井上 淳二

15:00

年金資金等による不動産投資と不動産投資インデックス(仮題)

三井住友信託銀行株式会社
オルタナティブ運用部 不動産投資担当部長
星野 晃久

休 憩(15:45〜)

16:00

不動産投資とテクノロジーの30年サイクル(仮題)

早稲田大学商学学術院教授
日本不動産金融工学学会副会長
川口  有一郎

17:00

終了

(注)プログラム内容は、予告なく変更される可能性がありますので予めご了承下さい。

講演者プロフィール(講演順、敬称略)

澤田 考士(さわだ こうじ)
一般社団法人不動産証券化協会
市場調査部 国際室長・部長代理

一橋大学商学部商学科卒業、同大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略コース修了(MBA in FINANCE)。2003年より不動産証券化協会にて勤務し、調査・研究活動に従事。不動産証券化市場に関する調査、不動産証券化ハンドブックの編集、米国NCREIF方式による日本の不動産投資インデックスAJPIの開発、海外関連団体との連携などを担当。2016年7月より現職にて。不動産証券化協会認定マスター資格者、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。
主論文:J-REIT 収益率へのスポンサー企業の影響 〜イベントスタディによる分析〜
(一橋大学大学院大橋和彦教授等と共著「J-REIT 商品特性研究会」成果論文 2012年1月)

井上 淳二(いのうえ じゅんじ)
タワーズワトソン・インベストメント・サービス株式会社
コンサルティング部 シニア・インベストメント・コンサルタント

神戸大学経済学部卒業。マンチェスター工科大学大学院 経営科学修士課程修了(MSc)。住信基礎研究所において約15年、不動産事業ならびに不動産投資に関するリサーチおよびコンサルティング業務に従事し、私募ファンドのデューデリおよびモニタリングビジネスを立ち上げる。 2007年からタワーズワトソンにおいて企業年金の資産運用コンサルティングおよび不動産マネジャーのリサーチ業務に従事。国土交通省 専門委員会委員、ARES年金不動産投資小委員会委員、大妻女子大学非常勤講師、等を務める。

星野 晃久(ほしの あきひさ)
三井住友信託銀行株式会社
オルタナティブ運用部 不動産投資担当部長

1992年三井信託銀行(現三井住友信託銀行)入社。不動産仲介業務、不動産部門での年金資金等運用関連業務、J-REIT資産運用会社である日本ビルファンドマネジメント株式会社への出向等を経て、2005年より年金運用部門(受託事業)にてゲートキーパーとして受託資金による国内及び海外の不動産私募ファンド、私募REIT等への投資を担当。
不動産証券化協会「不動産投資運用評価ガイドライン検討委員会」委員。不動産鑑定士、国際公認投資アナリスト(CIIA)、不動産証券化協会認定マスター、CFP。一橋大学法学部卒業。

川口 有一郎(かわぐち ゆういちろう)
早稲田大学商学学術院教授
日本不動産金融工学学会副会長

早稲田大学商学学術院教授、日本不動産金融工学学会副会長、早稲田大学国際不動産研究所所長、アジア不動産学会(AsRES)前会長。不動産証券化協会「教育・資格制度委員会」委員、「資格教育小委員会」委員長、「継続教育小委員会」委員長。
2005年6月より不動産投資短観調査を実施。
主な著書に「不動産エコノミクス」(清文社)、「リアルオプションの思考と技術」(ダイヤモンド社)、「不動産金融工学」(清文社)、
「不動産マーケットの明日を読む」(日経BP社)、監訳書に「不動産投資ゲーム」(日経BP社)など多数。