概 要

日 時 2014年3月26日(水)13:30〜17:00 受付開始:13:00 受付終了:15:30
会 場 全社協・灘尾ホール
〒100-8980 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビルロビー階
交通アクセス 地下鉄銀座線「虎ノ門駅」11番出口より徒歩5分
地下鉄千代田線/丸の内線/日比谷線「霞ヶ関駅」A13番出口より徒歩8分
地下鉄千代田線/丸の内線「国会議事堂前駅」3番出口より徒歩5分
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定 員 300名
参加費 無料
主 催 日本不動産金融工学学会(JAREFE)、一般社団法人不動産証券化協会(ARES)
協 力 全米不動産投資受託者協会(NCREIF)
お申し込み

定員に達しましたため申込受付を終了いたしました。

キャンセル待ちをご希望の方は、以下までメールにてご連絡ください。
空きが出た場合には、ご案内させていただきます。

index-seminar@ares.or.jp

本セミナーは、不動産証券化協会認定マスターの継続教育に指定いたします。マスター継続教育ポイント:10ポイント(大幅な遅刻・早退をされた場合、ポイントの加算ができない場合があります。)

<ポイント加算に関するご注意>
不動産証券化協会認定マスター・アソシエイトの方は、出席管理カードを当日忘れずにご持参いただき、専用の機器で必ず受付時間内に出席チェックをお受けください。当日会場でのチェックをお忘れになった場合、後日お申し出いただいてもポイントの加算はできませんので、ご注意ください。

主催者挨拶

日本の不動産投資市場は、かつてリーマン・ショックに端を発する世界金融危機に直面し、一時停滞局面ともいえる厳しい状況にありました。しかし、既にその混乱から立ち直り、足元では、アベノミクスへの期待等を背景として不動産取引が活発化し、投資対象不動産価格に回復傾向が見られるなど、日本の不動産投資市場は活性化しつつあります。

そして、不動産投資市場がさまざまな局面を経験するなか、市場関連データの蓄積が進展し、不動産投資市場のサイクルや不動産・不動産ファンドの商品性の分析において、データの利用可能性は格段に高まりました。

不動産投資インデックス・不動産関連指標は、不動産投資市場における重要な情報インフラの一つであり、欧米の不動産投資市場と同様、日本の不動産投資市場においても重要な役割を果たすことが期待されます。
今回で第8回目を迎える本セミナーでは、学術的観点や実務的な観点による国内外の不動産投資インデックスに関わるトピックスや、日本における不動産関連指標の現状と展望等について最新の状況をお伝えする予定です。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

日本不動産金融工学学会
一般社団法人不動産証券化協会

プログラム

13:30

ARESの不動産投資インデックスAJPI・AJFIを巡る動向と展望

一般社団法人不動産証券化協会 調査部 上席研究員 澤田 考士

14:15

成約賃料に基づくオフィスレント・インデックスについて

三幸エステート株式会社 チーフアナリスト兼 市場統計室長 今関 豊和
株式会社ニッセイ基礎研究所金融研究部 不動産市場調査室長 竹内 一雅

15:00 休 憩
15:15

市街地価格指数から国際不動産価格賃料指数へ
〜時代のニーズに即した不動産インデックス作成の歩み〜

一般財団法人日本不動産研究所 研究部 主任研究員 高岡 英生

16:00

不動産インデックスを巡る最近の動向

日本不動産金融工学学会 会長
早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授 川口 有一郎

(注)プログラム内容は、予告なく変更される可能性がありますので予めご了承下さい。

講演者プロフィール(講演順)

澤田考士(さわだ こうじ)
一般社団法人不動産証券化協会 調査部 上席研究員

一橋大学商学部商学科卒業、同大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略コース修了(MBA in FINANCE)。2003年より不動産証券化協会にて勤務し、調査・研究活動に従事。不動産証券化市場に関する調査、不動産証券化ハンドブックの編集、米国NCREIF方式による日本の不動産投資インデックスAJPIの開発などを担当。2008年7月より現職。不動産証券化協会認定マスター資格者、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。
主論文:J-REIT 収益率へのスポンサー企業の影響 〜イベントスタディによる分析〜
(一橋大学大学院大橋和彦教授等と共著 「J-REIT 商品特性研究会」成果論文 2012年1月)

今関豊和(いまぜき とよかず)
三幸エステート株式会社 チーフアナリスト

1987年、東急建設株式会社入社。開発営業部門に在籍するとともに、米国デンバー大学にてM.B.A.取得。1999年よりジョーンズ ラング ラサール株式会社 東京オフィス リサーチ部門ヘッド、2004年よりラサール インベストメント マネジメント シカゴ本社および東京オフィスにて、日本向け私募ファンドに対する投資戦略立案およびグローバルリサーチ業務を担当。2006年、米国ジョージア州立大学経営大学院博士課程入学。不動産投資理論等を研究し、博士号(Ph.D.)取得。現在、三幸エステート株式会社 チーフアナリスト兼市場統計室長、株式会社オフィスビル総合研究所 代表取締役、明海大学不動産学部 非常勤講師を兼務している。

竹内一雅(たけうち かずまさ)
株式会社ニッセイ基礎研究所 金融研究部 不動産市場調査室長

北海道大学大学院環境科学研究科修士課程修了後、野村総合研究所入社。都市開発プロジェクトの実行支援などに携わる。その後、ニッセイ基礎研究所に入社し、現在は不動産の市場分析、投資分析を担当。オフィス賃料指数やオフィス・住宅のコスト分析システムを開発。オフィス市場、住宅市場などの市場分析・将来予測とともに、管理コスト分析、投資利回りの分析などを行っている。2013年より現職。主な著書に「【最新】事業用ビルのコスト管理実務資料&コスト算定シミュレーション
(共著、2012年、綜合ユニコム)、「 動産ビジネスはますます面白くなるー成熟市場で成長の芽を見いだす」(共著、2013年、日経BP)。

高岡英生(たかおか ひでお)
一般財団法人日本不動産研究所 研究部 主任研究員

東京大学経済学部経営学科卒業。2009年1月に一般財団日本不動産研究所に入所後、研究部に配属。入所以来、戦前より続く「市街地価格指数」「全国木造建築費指数」調査の主担当、「不動産投資家調査」の担当者として不動産インデックス関連業務に従事。また、昨年12月公表の「国際不動産価格賃料指数」の開発・調査にも従事。不動産鑑定士。
主な著書に「ベーシック 不動産入門」[3版8刷](共編著、日本経済新聞出版社、2009年)。主な論文に「最近の地価動向について -「市街地価格指数」の調査結果(平成25年9月末現在)をふまえて-」(日本不動産研究所 季刊不動産研究 第56巻第1号)。

川口有一郎(かわぐち ゆういちろう)
日本不動産金融工学学会 会長・早稲田大学大学院 ファイナンス研究科 教授

早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。1996年英国ケンブリッジ大学土地経済学科客員研究を経て、2000年に新しい実学「不動産金融工学」を創設。日本不動産金融工学学会会長、早稲田大学国際不動産研究所所長、早稲田大学ファイナンス総合研究所所長、アジア不動産学会(AsRES)前会長。著書に、『不動産金融工学』(清文社、2001年)、『入門 不動産金融工学』『リアルオプションの思考と技術』(共にダイヤモンド社、2001年、2004年)、『不動産エコノミクスー資産価格の7つの謎と住宅価格指数ー』(清文社、2013年)、監訳書に、『投資の科学』(日経BP社、2007年)などがある。不動産証券化協会「教育・資格制度委員会」委員、「資格教育小委員会」委員長、「継続教育小委員会」委員長。2005年6月より不動産投資短観調査を実施。