第150回実務研修会

不動産におけるサステナビリティ配慮の拡がりとGRESB

当協会では、昨年に引き続き、投資におけるサステナビリティ配慮推進のグローバル・リーダーであるAPG(オランダの公的年金基金運用会社)からスピーカーをお招きし、「グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク(GRESB)」に関する研修会を開催いたします。

GRESBは、APG等の欧州の主要な年金アセットマネージャー等により開発された不動産会社、運用機関(REIT、私募ファンド)のサステナビリティ(環境・社会・ガバナンス配慮)を測るベンチマークで、国連の責任投資原則(PRI)などの公的機関がサポートしています。欧州の主要年金基金では、投資先を選定する判断材料の1つとしてGRESBを活用しており、その動きは生命保険会社、投資信託運用会社など年金以外の機関投資家や、米州、アジア・オセアニアなど他地域にも拡がりを見せています。

GRESBを投資判断に活用する機関投資家には、世界最大級のソブリン・ウェルス・ファンド(SWF)とも言われる「ノルウェー政府年金基金」(グローバル)を運用するノルウェー中央銀行の投資運用部門や、我が国のGPIFと海外インフラ案件につき共同投資を行うカナダの「オンタリオ州公務員年金基金」(OMERS)の不動産部門なども含まれています。こうした動きを受けて、不動産会社・運用機関の調査への参加も年々増加しており、昨年の調査では、世界で543社、日本からは29社(上場会社・J-REIT:16、私募ファンド:13)が参加しています。

本研修会では、GRESB創設メンバーであるAPGのYK Park氏、同 市井秀治氏から、APGの不動産投資におけるサステナビリティの考え方等についてお話し頂きます。また、昨年のGRESB調査で、運用する2つのJ-REITが高評価を取得した三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社の鈴木直樹氏から、サステナビリティへの取組みについてご説明頂くほか、GRESB日本市場アドバイザーであるCSRデザイン環境投資顧問株式会社の堀江隆一氏から、GRESB調査の概要と日本市場の傾向についてご説明を頂きます。

多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

※APGとは:

世界有数の規模を誇るオランダの年金基金が設立した資産運用会社。教育機関、政府系機関、建設会社など、3万を超える事業所の約450万人におよぶ加入者の年金資金を運用しており、運用資産総額は3,440億ユーロにのぼる(約48兆円(1EURO=140円換算)。2013年12月時点。オランダの年金基金運用資産額の30%以上を占める)。長期的視点に基づいた安定的な投資方針を掲げ、過去20年間の平均投資リターンは年約7%。
APGでは長期的成長性のあるアジア市場に注目し、2006年より香港に事務所を開設。香港事務所は主としてアジア太平洋地域を担当しており、J-REITを含む上場不動産会社やエマージング市場への投資を行っている。

日 時 2014年4月18日(金)  14:00~16:30  (13:30受付開始、14:30受付終了)
会 場 都市センターホテル コスモスホールII (3F)
東京都千代田区平河町2-4-1
講 師 ◆テーマおよび講師◆
①「不動産におけるサステナビリティの組込み」 ※逐次通訳がつきます。
 APG Asset Management Asia
 サステナビリティ&ガバナンス アジア ディレクター YK Park 氏

②「海外長期投資家から見たJ-REIT市場」
 APG Asset Management Asia
 アジア上場不動産部門 ポートフォリオ・マネージャー市井 秀治 氏

③「三菱商事・ユービーエス・リアルティのサステナビリティへの取り組みについて」
 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社 調査部長 鈴木 直樹 氏

④「GRESB調査の概要と日本市場の動向」
 CSRデザイン環境投資顧問株式会社 代表取締役社長 堀江 隆一 氏

【講師紹介】
●YK Park氏
APG香港事務所のディレクターとして、サステナビリティおよびガバナンスの観点から投資資産を監督。上場エクイティからインフラや不動産などのオルタナティブ投資まで、あらゆるアセットクラスを担当。日本やオーストラリアを含むアジア太平洋全域をカバーしている。投資先企業や機関投資家グループと共同で、コーポレート・ガバナンス、環境問題、社会問題など様々な問題に取り組んでいる。APG入社以前は、韓国の国際投資銀行でエクイティ・アナリストとして10年間勤務。

●市井 秀治(いちい ひではる)氏
2011年APG入社、アジア上場不動産チームに所属。APGでは、日本のマクロ経済分析、不動産株・Jリートの運用を担当。APG入社以前は、CBREグローバル・リアルエステート・セキュリティーズ及びタイヨウ・パシフィック・パートナーズにて調査・運用業務に従事。それ以前は、日興證券にて、グループ会社のM&A、リストラクチャリング等、多数の業務に従事。東京大学卒、UCLA MBA修了。

●鈴木 直樹 (すずき なおき)氏
東京大学法学部卒業、日本長期信用銀行(現・新生銀行)入行。UBS ブリンソン投資顧問(現・UBS グローバルアセットマネジメント)、シュローダー証券投信投資顧問、ルーパスアルファ・アジアを経て、2012 年1月、UBSグローバルアセットマネジメントに入社、三菱商事・ユービーエス・リアルティに出向、調査部長に就任。不動産証券化協会認定マスター、CFA協会認定証券アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。

●堀江 隆一(ほりえ りゅういち)氏
不動産投資運用の環境配慮に係る助言や公的な調査・提言を行うCSRデザイン環境投資顧問株式会社の代表取締役。以前は、日本興業銀行、メリルリンチ証券、ドイツ証券に合計22年間勤務し、ドイツ証券ではMDとして再生可能エネルギーファンドなどを含むストラクチャード・ファイナンス業務を統括。東京大学法学部卒、カリフォルニア大学バークレー校MBA、LEED AP、国土交通省「環境不動産普及促進検討委員会」委員・同WG(B)グループ長、環境省「グリーン投資促進のための市場創出・活性化に係る検討会」委員など。

参加費 ARES正会員: 無料
ARES賛助会員: 1,000円
非会員: 10,000円

※当日受付にて現金でお支払いください。おつりのないようご準備をお願いします。
※ARESマスター専用の料金設定はありません。

ARES投資家登録制度のご登録者: 無料
 

※ARES会員の方は「ARES会員の方」用ボタンよりお申し込みください。

募集人数 200名(先着順。1社当たりの定員設定はありません)
お申込受付期間 2014年3月12日(水) ~  2014年4月15日(火)

※本実務研修会は、不動産証券化協会認定マスターの継続教育に指定いたします。
  マスター継続教育ポイント数:10ポイント
  (大幅な遅刻・早退をされた場合、ポイントの加算ができない場合があります。)

<ポイント加算に関するご注意>
不動産証券化協会認定マスター・アソシエイトの方は、出席管理カードを当日忘れずにご持参いただき、専用の機器で必ず受付時間内に出席チェックをお受けください。当日会場でのチェックをお忘れになった場合、後日お申し出いただいてもポイントの加算はできませんので、ご注意ください。


お申込み

お申し込み受付は終了いたしました。

  • ARES会員の方は、2015年9月7日発行の新パスワードをご使用ください。
    旧パスワードはご使用になれませんのでご注意ください。
  • 各お申込希望者からの会員ID・パスワードに関する個別のご照会には、当協会では原則として回答しておりません。ご所属の会員社のARES窓口ご担当者様にお問合せください。
  • 不動産証券化協会認定マスターの認定番号、ARES CAMPUSへのログインパスワードでは、ARES会員としてのお申し込みはできません。
<お申し込みに関するお問合せ先>

不動産証券化協会 広報部
Tel: 03-3505-8001   E-mail: jitumu@ares.or.jp


<マスター継続教育ポイントに関するお問合せ先>

ARESマスター資格制度事務局
受付時間:10時~17時30分(土日祝日を除く)
Tel: 050-3816-3695   E-mail: contact@arescampus.jp