セミナー 「グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク（GRESB）」特別セミナー

環境関連法令の規制強化やエネルギー問題、ならびにテナントの環境要望の高まり等を受け、今後、機関投資家が不動産会社等へ投資するに当たって、財務の観点に加え、環境問題への取組みや社会的責任の履行といったサステナビリティの観点が重要度を増すと考えられます。

GRESBは、APG(※)等の欧州の主要な年金アセットマネージャー等により開発された不動産会社・不動産運用機関（REIT、私募ファンド）のサステナビリティを測るベンチマークです。欧州の主要年金基金では、投資先選定に際して判断材料の1つとしてGRESBを活用しており、更にその動きは年金以外の機関投資家にも拡がりを見せています。
　 こうした動きを受けて、不動産会社・運用機関の調査への参加も拡大しており、2012年の調査では、世界で455社、日本からは24社が参加しています。

本セミナーでは、GRESB創設メンバーであるAPGのNila Ng氏、市井秀治氏から、APGにおけるGRESBの活用法や日本の不動産市場におけるサステナビリティへの取り組み等についてご説明頂きます。
　 また、2012年の調査で最上位の評価（グリーンスター）を獲得した森ヒルズリート投資法人の資産運用会社の礒部英之氏から、サステナビリティへの取組みについてご説明頂くほか、GRESB日本市場アドバイザーであるCSRデザイン環境投資顧問の堀江隆一氏から、2012年調査の結果および2013年調査の概要についてご説明を頂きます。

多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

世界有数の規模を誇るオランダの年金基金が設立した資産運用会社。教育機関、政府系機関、建設会社など、3万を超える事業所の約450万人におよぶ加入者の年金資金を運用しており、運用資産総額は3,250億ユーロにのぼる（約39兆円（1EURO=120円換算）。2013年1月時点。オランダの年金基金運用資産額の30％以上を占める）。
　APGでは長期的成長性のあるアジア市場に注目し、2006年より香港に事務所を開設。香港事務所は主としてアジア太平洋地域を担当しており、J-REITを含む上場不動産会社やエマージング市場への投資を行っている。

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