第126回実務研修会 英国及びヨーロッパ市場における不動産投資

このたび、不動産証券化協会は、ジョーンズ・デイ法律事務所のご協力のもと、同ロンドン事務所のニール・ファーガスン弁護士（ソリシター）及びアンドリュー・D・バーカー弁護士（ソリシター）をお招きし、英国及びヨーロッパ市場における不動産投資に関する実務研修会を開催いたします。

ヨーロッパの不動産市場は、昨今の金融危機の中心であり、銀行やその他の金融機関は、不動産投資家やディベロッパーに対して発生したローンの巨額の損失の回復に努めています。
昨今の危機における特異性の一つは、その規模にあります。テクノロジーバブルの崩壊と9・11テロ以降、世界中の資本を引き寄せる金融資産として再発見されるなか、不動産は人気の高いアセットクラスとなりました。
また、銀行が低い資本コストという恩恵を受けて融資に熱心であったこととも相俟って、ヨーロッパにおいてレバレッジ不動産投資の巨大なブームが巻き起こりました。不動産を多数保有する借主が自らの保有不動産を使って通常よりも大きなレバレッジを得るために、Opco/propcoストラクチャーが考案されました。

今回の危機の後、銀行には、価値の急落したノンプライム不動産を担保とする多額のローンが残されました。そのため、英国の大銀行や小規模なドイツの銀行を含む多数の伝統的な不動産ローンの提供者が市場から撤退しました。これにより、海外の銀行、保険ファンド、メザニンレンダー、プライベートエクイティ投資家等の新規市場参入者に対して様々な機会が創出されています。

本実務研修会では、以下の事項についてご説明します。
・2011年の不動産市場の概要
　- 現在直面している課題
　- ダイナミクス
・不動産市場への投資の様々な機会の分析
　- エクイティー投資
　- 借入（シニア、メザニン、CMBS 2.0）
・取引上の留意点
　- 一般的な不動産所有のストラクチャー：JPUTs、リミテッド・パートナーシップ

英国及びヨーロッパの不動産投資市場についてお話を伺う貴重な機会です。 是非ご参加ください。

ポイント加算に関するご注意

ARESマスター・アソシエイトの方は、出席管理カードを当日忘れずにご持参いただき、専用の機器で必ず出席チェックをお受けください。
＝スマートフォンをお持ちの方はQRコードの表示でのチェックも可能です（QRコードの表示方法についてはこちらをクリックしてください）＝
出席管理カード、QRコードの提示のいずれもできない方は、認定番号を記載したお名刺を出席チェックデスクでご提出ください。
当日会場でのチェックをお忘れになった場合、後日お申し出いただいてもポイントの加算はできませんので、ご注意ください。

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