RICS-JREI-ARES共催セミナー 地方創生と不動産投資 -英国ギャップ・ファンディング及び改正不特法による事例紹介-

政府の重要課題である「地方創生」については、まち・ひと・しごと創生「長期ビジョン」と「総合戦略」が昨年末取りまとめられ、地域活性化のための様々な施策を5ヶ年計画で実施するとしています。
 本セミナーでは、地方創生に向けて不動産投資が果たしうる役割をテーマに、地域活性化の起爆剤となるリーディング・プロジェクト立ち上げのための手法を、英国および日本の各事例から学んでいきます。

第1部では、昨年4月開催の共催セミナーに引き続き、キングス・カレッジ・ロンドンの不動産担当ディレクターであるラルフ・ラック氏をお招きし、英国の都市再生事業において民間事業者を活用する手法として生まれた補助金プログラム(ギャップ・ファンディング)の事例をご紹介します。
 英国の国立地域再生機関、イングリッシュ・パートナーシップ(EP)での11年の経験で培った知識を中心に、その設立の経緯、構成、影響力と目的、投資ファンドなどについてご説明をし、その上でギャップ・ファンディングとは何か、具体的にはどのように実施されているかなども踏まえた上で、ケース・スタディをご紹介します。
 ジョイント・ベンチャーや他の機関について、更にEPがHomes and Communities Agency (HCA) に発展していった経緯についてもご説明いたします。

第2部前半では、建築物の耐震化や老朽不動産の再生、地方物件に対する民間資金の導入促進を意図して、不動産特定共同事業法(以下「不特法」という。)の改正により新たに導入された特例事業スキームの概要や他の証券化スキームとの比較、将来展望についてご説明します。
 また、民間投資の呼び水となるリスクマネーを供給することで、耐震・環境性能を有する良質な不動産の形成を促進し、地域再生・活性化を意図する「耐震・環境不動産形成促進事業」の概要をご紹介します。

第2部後半では、改正不特法の特例事業スキーム第1号案件である鳥取県米子市のサービス付き高齢者向け住宅案件について、そのスキーム概要や苦労した点等をご紹介します。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。


    主 催     ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会(RICS)
             一般財団法人日本不動産研究所(JREI)
             一般社団法人不動産証券化協会(ARES)

日 時 2015年5月22日(金)  14:00~16:40  (13:30受付開始、14:30受付終了)
会 場 全社協・灘尾ホール
東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル ロビー階
講 師 ◆テーマおよび講師◆  ※日-英同時通訳が付きます。
第1部 「英国の地方都市における都市再生事業の取り組み - ギャップ・ファンディングによる補助金支出」
キングス・カレッジ・ロンドン 不動産担当ディレクター
ラルフ・ラック OBE

※OBE(Officers of the Order of British Empire):大英帝国四等勲爵士


第2部 「改正不特法による地方創生・不動産再生の実例と展望」
一般財団法人日本不動産研究所 研究部 特定調査室長
佐野 洋輔 氏
フィンテック グローバル株式会社 投資銀行本部 第二営業部 バイス プレジデント
景山 淳一 氏

【講師紹介】
●ラルフ・ラック氏(Ralph D Luck, OBE FRICS)
キングス・カレッジ・ロンドン 不動産担当ディレクター。
2004年地域再生についての功績が認められ、大英帝国四等勲爵士の称号を授与される。テェイラー・ウッドロー、チェイサム・マリタイム、ロンドン自治区ベクスリーにてチーフオフィサーなどに従事した後、1995年から2006年までEnglish Partnershipsにて数々の要職を歴任。その後2007年から7年間、英国オリンピック運営組織にてプロパティ・ディレクターに就任。

●佐野 洋輔氏
1999年 一般財団法人日本不動産研究所入所。神戸支所、証券化部にて主に不動産鑑定評価業務を担当、その後、コンサルタント部にて主に市街地再開発事業、不動産証券化事業等に関するコンサルティング業務を担当。2014年より研究部に配属し、現在、国土交通省委託調査研究業務、「耐震・環境不動産形成促進事業」の支援業務に従事。不動産鑑定士、再開発プランナー。

●景山 淳一氏
大学卒業後、証券営業、M&Aアドバイザリー業務、私募ファンド組成業務に従事。2009年アセット・アドバンス株式会社(現フィンテックアセットマネジメント株式会社)に入社。不動産証券化(開発型及び運用型)のアレンジメント業務、アセットマネジメント業務に従事。不動産証券化協会認定マスター。

参加費 無料
募集人数 300名(先着順。定員に達し次第締め切らせていただきます)
お申込受付期間 2015年4月23日(木) ~  2015年5月19日(火)
※本RICS-JREI-ARES共催セミナーは、不動産証券化協会認定マスターの継続教育に指定いたします。
 マスター継続教育ポイント数:10ポイント(大幅な遅刻・早退をされた場合、ポイントの加算ができない場合があります。)

ポイント加算に関するご注意

ARESマスター・アソシエイトの方は、出席管理カードを当日忘れずにご持参いただき、専用の機器で必ず出席チェックをお受けください。
=スマートフォンをお持ちの方はQRコードの表示でのチェックも可能です(QRコードの表示方法についてはこちらをクリックしてください)=
出席管理カード、QRコードの提示のいずれもできない方は、認定番号を記載したお名刺を出席チェックデスクでご提出ください。
当日会場でのチェックをお忘れになった場合、後日お申し出いただいてもポイントの加算はできませんので、ご注意ください。

お申し込み

  • お申し込み受付は終了いたしました。
  • 各研修・セミナーにより参加条件(参加対象者や参加費等)が異なります。申込前によくご確認をお願いいたします。
  • ARES会員(正会員・準会員)、投資家登録制度のご登録団体、ARESマスターの方は[IDをお持ちの方はこちら]ボタンよりお申し込みください。
  • [IDをお持ちでない方はこちら]ボタンが表示されている研修・セミナーは、 ARES会員やARESマスター以外の一般の方も申込が可能です。
  • ARES会員の方は、2023年4月3日発行のパスワードをご使用ください。
  • 各お申込希望者からの会員ID・パスワードに関する個別のご照会には、当協会では原則として回答しておりません。ご所属の会員社のARES窓口ご担当者様にお問合せください。
  • ARESマスターの認定番号、ARES CAMPUSへのログインパスワードはこのページでは利用できません。ARES会員として申し込む場合は 会員ID・パスワードを、 ARESマスターとして申し込む場合にはマスター共通研修申込ID・パスワードをご利用ください。マスター共通研修申込ID・パスワードは、各研修・セミナーのご案内(ACM Mail)をご参照ください。

お申し込みに関するお問合せ先

不動産証券化協会 広報部
Tel: 03-3500-5601 E-mail: jitumu@ares.or.jp

マスター継続教育ポイントに関するお問合せ先

ARESマスター資格制度事務局
受付時間:10時~17時30分(土日祝日を除く)
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