研修・セミナー

第92回実務研修会
第92回実務研修会
「グローバル経済の構造変化と日本企業のアジア進出のあり方」
開催のご案内
 
 

本実務研修会では、話題の書『グローバル化経済の転換点』(中公新書、2009年)の著者である中井 浩之氏を講師にお迎えします。

冷戦終結から2007年秋のリーマン・ショックまでの世界経済の成長は「アリとキリギリス」に喩えることができます。米国を初めとする内需主導で経済成長を遂げてきた「キリギリス」諸国と、その需要を支えるために輸出主導で成長してきた中国・日本などの「アリ」諸国が、グローバル化の進展とともに相互依存を深めつつ経済を成長させてきました。

リーマン・ショック以降、この図式は崩れつつあります。「キリギリス」諸国の多くが債務の削減などの経済の構造調整を迫られる一方で、中国などファンダメンタルズが健全な新興「アリ」諸国は、外需が伸び悩む中でも内需を拡大することによって経済成長を維持しています。そのような中、「年老いたアリ」である日本では内需も拡大せず、景気の低迷が続いています。

一方で、世界経済のグローバル化に伴って進行した企業の多国籍化には変わりはなく、日本企業の多くは海外での事業を拡大しています。その流れは、リーマン・ショックの前から、製造業からサービス業に拡大しつつありましたが、今後もさらに加速するものと見込まれます。

このような世界経済の転換点を迎え、今後、日本企業がアジアなどで事業を拡大していくための課題は何なのか、わが国の不動産投資産業にとってアジア市場の意味合いは何なのか、統計や実例をもとに考察します。

是非ご参加ください。

 
日 時 2010年2月23日(火)10:00〜11:30
(9:30受付開始、10:30受付終了)
会 場 経団連会館カンファレンス2F 経団連ホール
東京都千代田区大手町1-3-2
講 師 野村證券株式会社 リサーチ・プロダクト部
(埼玉大学大学院 経済科学研究科 客員准教授) 
中井 浩之氏
【講師紹介】
1967年(昭和42年)生まれ。1991年、京都大学法学部卒業。2006年、経済学博士(埼玉大学)。生命保険会社勤務を経て2000年野村総合研究所入社。2002年より同社経済研究部アジア経済研究室長。2004年野村證券株式会社に転籍、同社経済調査部アジア経済調査課長、(財)国際金融情報センター審議役、野村アセットマネジメント経済調査部シニアエコノミストを経て現職。
証券アナリスト協会検定会員、日本金融学会会員、証券経済学会会員。
<著書>
『グローバル化経済の転換点』中公新書、2009年
『通貨・金融危機と東アジア経済』(共著)社会評論社刊、2005年 ほか

参加費 ARES正会員   無料
ARES賛助会員 1,000円
非会員       10,000円
※当日受付にてお支払いください。おつりのないようご準備をお願いします。
募集人数 300名(先着順)
※定員を超えるお申し込みがあった場合は、各社の参加人数を調整させていただくことがあります。予めご了承ください。
お申込期限 2010年2月22日(月)
お申し込みについて

  お申し込み画面が参加区分ごとに分かれています。お間違いのないようお申し込みください。
ARES会員の方は、会員種別を会員一覧ページにてご確認いただけます。

ARES正会員の方はこちらから  お申し込み受付は終了いたしました。
ARES賛助会員の方はこちらから お申し込み受付は終了いたしました。
非会員の方はこちらから お申し込み受付は終了いたしました。
     
  会場の都合により定員300名となります。定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
  定員を超えるお申し込みがあった場合は、各社の参加人数を調整させていただくことがあります。予めご了承ください。
  会場での、録音・録画はご遠慮ください。
    <お問い合わせ先>
不動産証券化協会 広報部
  「本実務研修会はARESマスターのID、パスワードでは申し込みはできません。
また、本実務研修会への参加によるポイント付与はありません」