2008年9月15日のリーマンブラザーズの破綻は世界中を震撼させました。その後の世界経済は混乱を極めました。投資銀行を成長エンジンとするニューヨーク市の不動産マーケットにも激震が走りました。
本実務研修会では、米国を代表するニューヨーク(マンハッタン)不動産マーケットの過去一年のトレンド、および今後の動向について説明します。
米国経済が安定化の兆しを見せる中、商業用不動産担保ローンとCMBSの償還問題が新たなリスクとも言われ、今後不良債権の山を作りながら商業不動産の価格が暴落するシナリオも指摘されています。一方では、投資のタイミングを窺う大量のエクイティ資金が控えているため、長期的に価値上昇が見込める物件の価格下落は限定的との楽観論もあります。
不動産キャピタルの「主戦場」であるニューヨークマーケットの動向は、上記のリスクシナリオの現実性を見極める上でも重要と考えられます。
皆様のご参加をお待ちしております。
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