主催 NPO法人日本不動産カウンセラー協会 共催 社団法人不動産証券化協会
本年5月より、リートの海外不動産投資が解禁されました。
その際の価格調査は、国土交通省が策定した「海外投資不動産鑑定評価ガイドライン」により、海外現地において認定または公認された不動産の鑑定評価基準に基づいて行うことが原則とされています。
このことから、世界で所属会員の最も多い英国王立公認鑑定士協会 (RICS;Royal Institution of Surveyors)の「評価基準書(Red Book)」に精通していることが重要なことになりました。
英国王立公認鑑定士協会 (RICS)が発行する「評価基準書」は通称Red Bookと呼ばれ、RICSの会員(世界146カ国、約14万人)が利用する長い歴史のあるものです。2008年1月からは第6版に改定され、内容はRICSのメンバー(MRICS、FRICS)が基本的に遵守しなければならないグローバルな基準と英国の基準で構成されています。
本実務研修会は、日本不動産カウンセラー協会がRed Bookの翻訳出版を記念して行うものです。
講演の内容は、国土交通省「海外投資不動産鑑定評価ガイドライン」の概要説明、Red Bookの解説とその前提となる英国不動産法の概説、海外不動産の鑑定を日本の鑑定士が検証する場合の留意点の3部構成となっています。
有料セミナーとなりますが、海外不動産投資の実務にとって有益なものと思われますので、多くの皆様の参加をお待ちしています。
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