米国経済は、5月の鉱工業生産指数が3カ月連続でプラスになるなど、景気は緩やかな回復を続けています。しかしながら、失業率の高止まりや、住宅購入減税廃止の影響による住宅着工件数や販売の減少など、先行き不安材料もあり、自律回復にはなお課題を抱えているようです。 また、商業用不動産市場では、CMBSのデフォルト率が徐々に上昇を続けています。
本実務研修会では、ペンシルベニア州立大学の吉田二郎助教授を講師にお迎えし、米国の商業用不動産と住宅に関する金融面の議論の動向について、最新のデータを基にお話しいただきます。
日本の市場との相関性をますます深めている米国の不動産市場・金融市場について、現地での議論の動向を直接伺える貴重な機会ですので、是非ご参加下さい。
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